楽天ちゃんの皮算用 その2

 残り試合一週間もない状態とはいえ、1位2位に残る様なチームが両方とも全敗するのは無理なわけで。
そもそも、ファイターズ対ホークス戦はもう1試合あったりする。

 2コマ目はホークスのリアルすぎる経験談。1位でもクライマックス※で2回負けてます。
                    (巨人も1度経験している。)
 実際、命運を握っているのはこの4コマの時点で4位にいるライオンズ姉様の勝敗。
リーグ優勝を決めるマジック※とは別にクライマックスへのマジックというのが存在しており、
ライオンズ姉様が負ければ、楽天ちゃんもホークスさんもクライマックスへの切符は手に入れられます。

 で、今ライオンズ姉様と戦ってるのが5位のマリーンズ君。
レースも終盤になるとチームの上と下にいるチームの勝敗が凄く気になってしまう訳で。
ファンは贔屓チームだけでなく、密かに贔屓チームの上と下にいるチームの対戦相手を応援してます。



※クライマックス…クライマックスシリーズ、以前はプレーオフという名前でした。
 パリーグでは4年、セリーグでは7年から始まった日本シリーズへの切符をかけ、1位から3位までの
 チームが短期決戦を挑むものです。変ではあるのですが、これのお陰で1位優勝後の試合が、
 グダグダな消化試合になる事は少なくなったので結果オーライ???
  昔にもプレーオフは存在していた。

※マジック…詳しく言うと難しいので簡単に説明すると、通常のレースならば優勝までのカウントダウン、
 クライマックスのだったら3位以上確定のカウントダウンだと思ってください。
 1位のチームが勝つか2位のチームが負ける事で1つ減ります。
 「1位が勝ち・2位負け」なら2つ減ります。
  例として今年(9年)のレースから見ると、
 セリーグの場合、絶好調の1位巨人と不調の2位中日とで、2つ減らしていた日があったので、
 巨人優勝が早い段階で決まったのに対し、1,2位とも不調のパリーグは未だに1位が完全に
 決まっていません。下手をするとギリギリでホークスが1位…なんてことも。

  ちなみに監督の名采配のことも「○○(監督名)マジック」と呼ぶことがあります。
  野球通ならば、オリックスなどで指揮していた故仰木氏の「仰木マジック」が有名です。
  ファンや選手から見ても「そこまでするか!?!?」という大胆な采配でした。

  5年のマリーンズ優勝の時、テレビで「ボビーマジック」というフレーズがあったのですが、
  実際、試合中使ってるシーンはあまりなかった記憶があります。

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